SAFeとは
SAFeはエンタープライズアジャイルのフレームワークです
SAFe® (Scaled Agile Framework:スケールド・アジャイル・フレームワーク)は、アジャイルチーム、ビジネスユニット、さらには組織全体へアジャイルを展開するために体系化された方法論です。Dean Leffingwell氏が中心となって考案し、Scaled Agile, Inc.によって公開・提供されています。全世界で約2万社が採用し、140万人以上のトレーニング受講者実績があります。ここ数年、日本企業においても採用が加速している、グローバルシェアNo.1のエンタープライズアジャイルのフレームワークです。

なぜSAFeによるアジャイルなのか
アジャイルは、チームの柔軟性・俊敏性を高め、より良い仕事をするのに役立ちます。多くの組織は、IT開発の現場で小さなアジャイルチームから始め、徐々に人数を増やしていきます。しかし、多くの場合、複数のチームや部門へ拡張しようとして苦労します。数10人のチームでは単純に見えたかもしれないアジャイル手法でも、数100人、さらには数1,000人への適用となると途端に難しくなります。
SAFeは、アジャイルを組織やビジネス全体へ展開する際に、いつ、誰が、何を、どのようにやれば、企業・組織全体がより良い働き方を実現できるか、実証済みのロードマップやガイダンスの提供でサポートします。

SAFeによるアジャイルからビジネスアジリティへ
欧米の巨大IT企業をはじめとした世界のトップ企業は、ビジネスにもアジャイルが組み込まれています。日本企業は、これまでのやり方でビジネスを続けていて対抗できるのでしょうか?
SAFeを適用する組織は、アジャイルの原則と実践により働き方を変革し、従業員のエンゲージメント、市場投入までの時間、チームの生産性、製品やソリューションの品質を向上させ、企業のビジネスアジリティを向上させています。
市場投入までの時間短縮
SAFeでは、機能横断的なアジャイルチームをビジネスバリューに基づいて連携させます。これによって、より迅速な意思決定、より効果的なコミュニケーション、業務の合理化、及び顧客中心主義を実現します。
品質向上
ビルトインクオリティは、SAFeのコアバリューの1つで、開発サイクルのすべてのステップに品質を統合することの重要性を強調しています。SAFeによるアジャイルをビジネス全体に展開することで、製品やソリューションの欠陥が大幅に減少します。
生産性向上
SAFeは、チームの不要な作業を排除し、遅延を特定して除去し、継続的に改善し、正しいものを構築する力を与えることで、生産性を大幅に向上させます。
従業員エンゲージメントの向上
SAFeを実践することで、従業員は、自律性、習熟度を向上し、目的を達成できるようになり、満足度が向上します。

SAFeに関するTDCの取り組み

SAFeプラクティスコンサルタント(SPC)認定資格を取得した社員が多数在籍しています。金融、エネルギー、製造、流通などのあらゆる業界における大規模システム構築やプロジェクトマネジメントの経験を活かし、お客様企業のDX実現に向けて、SAFeを活用したアジャイルコンサルティングやコーチングから、アジャイル開発支援まで幅広いサービスをご提供しています。

2019年よりScaled Agile, Inc.(以下、SAI)とパートナーシップを締結。SAIと協力関係の元、SAFe Gold Partnerとして、SAFe認定プログラム・トレーニングを数多く開催。多数の受講者実績があり、高い満足度を得ています。

リックソフト株式会社(以下、リックソフト)との業務提携により、当社が保有するSAFe関連サービスとリックソフトが販売するJira AlignやJira Softwareを始めとしたAtlassian製品などを組み合わせ、エンタープライズアジャイルの新たなサービスとして提供しています。
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SAFe®(Scaled Agile Framework®)は、米国Scaled Agile, Inc.の米国およびその他の国における登録商標です。
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記載されている会社名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。
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TDCソフトは、Scaled Agile, Inc. のパートナー制度 Scaled Agile Partner Program の Scaled Agile Gold Transformation Partnerです。