PICKUP03
TDC’s テクノロジー
3~5年後の社会で当社が活躍するために-TDC Technology Beyond-
事実に基づく未来予測で注力分野を選定

システムインテグレーション(SI)企業である当社の使命は、クライアントや、エンドユーザーが抱える課題をITの力で解決することです。しかし近年は、課題解決の範疇のみならず、世の中のニーズをいち早く捉えて課題発見し、理想のビジョンやビジネスモデルを実現する力が求められています。このような時代の流れを受けて、当社でも2020年から「TDC Technology Beyond」を始動しました。この取り組みは、今後の社会や経済活動に大きなインパクトを与える先進技術や、市場動向を調査・分析した上で、近い将来に起こりえる変化を予見し、当社の注力技術分野を見定めることを目的としています。
社内有識者と経営陣で幅広い要素を検討

「TDC Technology Beyond」における注力分野の選定は、既存事業と関連する領域にとどまりません。現状のTDCソフトグループとの関連性を意識した短期的な視点ではなく、3~5年後の未来を見据えながら選定します。具体的な進め方としては、社内の技術有識者であるトップエンジニアと経営陣で議論して、事業に資する注力技術分野を厳選します。分野の選定は、市場動向のみを参考にするのではなく、当社の中期経営計画とも関連付けて慎重に進めています。過去に検討した要素は「顧客体験価値(CX)」や「UI/UX」、「デザイン思考」など、ユーザーへの価値提供に関わる領域から、「生成AI」や「ブロックチェーン」といった最先端テクノロジーや、「アジャイル開発」などの開発手法まで、多岐にわたります。
10年後の当社のコア事業となり得る技術を探る-R&D推進-
未来の価値創造に向けた新たな事業創出への研究と開発を推進

「TDC Technology Beyond」よりも、さらに長期的な視点の動が「R&D推進室」です。R&DとはResearch and Developmentの略称で、日本語では「研究開発」を意味します。「TDC Technology Beyond」では3~5年後の未来を見据えた注力技術分野の分析を担うのに対して、「R&D推進室」では、10年先の当社のコア事業となり得る技術研究しています。本研究の結果を踏まえて、最終的には要素技術を活用した未来の価値創造に向けた新たな事業創出への研究と開発を推進しています。
技術投資を、より効率的に、スピーディに
当社の「TDC Technology Beyond」や「R&D推進」といった常に未来を見据えた技術投資を継続することで、より洗練された高品質なサービスをお客様にご提供することを可能にしています。当社ではこれからも一丸となって、未来を照らす注力技術分野の研究・開発に取り組んでまいります。